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『優駿 ORACION』 [洋画(ヤ行)]

「優駿 ORACION」(1988)★★☆☆☆40点
監督: 杉田成道
製作: 羽佐間重影、日枝久
プロデューサー: 緒方悟、松永英
企画: 村上光一、松本征二
原作: 宮本輝
脚本: 池端俊策
撮影: 斉藤孝雄、原一民
美術: 村木与四郎、藤原和彦
音楽: 三枝成章
出演:
 斉藤由貴(和具久美子)
 緒形直人(渡海博正)
 吉岡秀隆(田野誠)
 仲代達矢(和具平八郎)
 緒形拳(渡海千造)
 田中邦衛(砂田重兵衛)
 三木のり平(横田獣医)
 石橋凌(多田時雄)
 加賀まりこ(田野京子)
 吉行和子(和具美穂)
 下絛正巳(誠の主治医)
 平幹二朗(増原耕左右)
 林美智子(渡海タエ)
 石坂浩二(吉永達也)
 掛田誠(入院患者)
 水野なつみ(看護婦)
 松野健一(坊主)
 早川純一(渡海家客)
製作・ジャンル: 日本/ドラマ/128分


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一頭のサラブレッドとそれに関わる人々を描く。

母馬のハナカゲは "東京で3勝しかできなかった" と語られる。
競馬を少しかじる者から見れば、3勝できれば立派と言えるだろう。
無事にデビューできるだけでもめっけもの。
年間7, 8千頭生産されるサラブレッド。
生まれてきた馬はすべて
その背に、生産者・馬主・調教スタッフの思いを乗せているのだ。

斉藤由貴と石橋凌が雨の中で誠のことを話すシーンは
真上からの俯瞰で2つの傘が出会うカットで始まる。
「シェルブールの雨傘」を思わせる撮り方。

細かいことだが
誠を朝の調教に連れて行く車が横浜ナンバー。
引きで見せる必要があるかどうかは別として
ナンバープレートがはっきり見える画(え)を撮るなら
それなりの準備を。
小さなことでも見る人間にしてみれば
一度気になったら、引いてしまうもの。

ダービー出走の是非を決める席上。
"オラシオンはきっと走ることを選ぶ" という
久美子の台詞には賛同できない。
"サラブレッドは走るために生まれてきた" とよく言われるが
"走らせるために人間に作られた" のだと思う。
所詮は人間のエゴなのだ。

動物・子供(といっても16歳だが)・病気
と泣きの3大要素を揃えたにもかかわらず
何の感慨も残らないのは
父子、異母姉弟、若者同士、社長と部下、人間と馬
すべての関係に深いドラマが不在だからだ。

唯一
オラシオンを軸にした
誠と久美子・博正の心の交流に気持ちが動いた。
ストップウォッチが素敵なアイコンとなっている。

ちなみに、オラシオンは
1987年のダービー馬メリーナイス号をモデルにしており
ダービーシーンの枠順・馬番とも実際と同じ。
ただ、実際のダービー映像を使えず
撮影のためレースを何度も行なったため、多くの馬が故障。
その事実を知っていた競馬ファンには痛く評判が悪かったそうだ。

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『ヤング・ブラック・スタリオン』 [洋画(ヤ行)]

「ヤング・ブラックスタリオン」(’03)★★★☆☆60点

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尺が51分だなんて知らなかったので、
ちょっと拍子抜けした感もあるが
ストレートハッピーエンド、敵役も紳士なキャラで
さわやかに見終えることができる。

I-MAX作品ということなので、やっぱりI-MAX劇場で観たいところ。

競走シーンで俯瞰になったときに
主役の馬がどれか分からなくなることが多かった。
最初ブラックと呼ばれているが、
所詮は鹿毛の馬なので他の馬と区別がつきにくい。
せめて騎乗する女の子の衣装を、
他の騎手と違う目立つ色にしてくれたらと観る人に親切だし
もっとレースに巻き込まれるのに…

『誘惑のアフロディーテ』 [洋画(ヤ行)]

「誘惑のアフロディーテ」(’95)★★★★☆80点

ウディ・アレン作品といえば、ユーモア、ペーソス、アイロニー。
時に全くツボにはまらないこともあるが、当作はお得意のライト・ラブコメディ
アカデミー賞助演女優賞を獲得したミラ・ソルヴィーノのハイトーンボイスにやられた。
売春婦を演じる2世女優の彼女がハーバード出身と知り、なおびっくり。
ウディとミラの関係が観客の望むところとならず、カタルシスが得られなかったが
ウディがアイロニックな結末を求めた結果か。
監督の意図、観客のカタルシス、どちらを選択するかは監督の手にしかない。

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