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『セクシー地帯』 [邦画(サ行)]

「セクシー地帯(ライン)」(1961)★★☆☆50点
監督・脚本: 石井輝男
製作: 大蔵貢
企画: 佐川滉
撮影: 須藤登
美術: 宇寿山武夫
音楽: 平岡精二
録音: 根岸寿夫
照明: 岡庭正隆
出演:
 吉田輝雄(吉岡博司、"東洋貿易" 営業部社員)
 三原葉子(真弓、スリ)
 三条魔子(滝川玲子、"東洋貿易" タイピスト)
 池内淳子(秋子、"ラ・ムール" の女)
 細川俊夫(須藤五郎、刑事)
 沖竜次(瀬川、"クロッキー・クラブ" のボス)
 鳴門洋二(内山)
 高城美佐(内海晴子)
 佐々木孝子(八田路子)
 九重京司(森川荘介、"東洋貿易" 営業部長)
 吉田昌代(ホテルの女)
 新宮寺寛(浅草の男)
 根岸十九子(浅草の娘)
 若緑映子(令嬢風の女)
 加藤欣子(管理人の女)
 近衛敏明(関西弁の紳士)
 守山竜次(東京駅の紳士)
 村野英子("東洋貿易" の女事務員)
 金光洋子("東洋貿易" の女事務員)
 岡竜弘("東洋貿易" の課長)
 飯田公男(吉岡の同僚)
 池月正(吉岡の同僚)
 佐伯一男(瀬川の子分)
 西一樹(タクシーの運転手)
 三宅実(タクシーの運転手)
製作配給・ジャンル: 新東宝/クライム・サスペンス/82分

セクシー地帯 [DVD]





前作「黄線地帯」に続いて鑑賞した
新東宝製作の "地帯(ライン)" シリーズの第4弾。
婚約者殺人の濡れ衣を着せられた一貿易会社社員が、
謎の会員証の秘密を探るうち、
女スリとともに売春斡旋組織の闇に迫る姿を描く。
本作でも、吉田輝雄と三原葉子が主役を張る。

部長から預かった重要書類を真弓に掏られてしまった吉岡。
実は、それは "ビザール・クロッキー・クラブ" の会員証だった。
バー "バッカス" で会員と間違われた吉岡と真弓は
それが買春クラブの会員証であることを知る。
バーのドアに付けられた金属プレートが、
例の会員証と同じマークであることに気付いた吉岡は
同じプレートが張り付けられた、他のバーを探し歩く。
そして、組織に所属する売春婦と接触して
ストーリーは大詰めへと突き進んでいく。

売春組織と婚約者殺害が結びつく過程を含め
組織にたどり着くまでの工程はよく出来ている。

前作にも言えることだが、
謎解きに重点が置かれており
組織の核心にたどり着いた後が呆気ない。
当世なら、脱出シーンも立派な見せ場、
いや、それこそクライマックスとなるところだ。

また、売春組織もそのボスも、ちゃちな点がつまらない。
アジトの地下で、吉岡と真弓を殺そうとするも
"地下で銃を撃てば、響いて周りに聞こえるから拙いんじゃない?"
という真弓の発言に、
いとも簡単に説得されてしまう程度の浅はかなボスなのだ。
殺害の方法ならいくらでもあるだろうに。

本作でも、前作に続いて
"ハクイスケ" の単語が飛び出す。
当時、イカした言葉として流行っていたのだろうか。

真弓が "パー" という仕草をするのも時代を感じさせる。
クルクルパー。
"頭がおかしい" ことを指す、この言葉とジェスチャーも
今の若者には通用しない。

開映間もなく
玲子が森川部長からの手切れ金としてもらう小切手。
瑣末なことだが、
小切手の数字の3を8に書き換えるのはあんまりだ。
あんな改ざんではバレバレ。
銀行に受け入れてもらえるわけはない。
小さなメッセージがヒントになって進行するサスペンス。
大筋に関係ないからと言って蔑ろにしてほしくない。

時間経過の象徴として用いられている、銀座の和光・服部時計台。
まったく効果的ではないが
当時から、銀座のシンボルだったことが知れる。

主役以外で目を引くキャストは
後年 "味噌汁の似合う日本のお母さん" と評された池内。
TVで人気を博していたトップ女優が、
売春婦役で脇役に甘んじているのがもったいない。

のちに時代劇でも活躍する細川俊夫は
出番の少ない刑事役ながら、
その端正な顔立ちで存在感を発揮している。

月並みなエンディングで、尻すぼみは否めない。
 
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『ソナチネ』 [邦画(サ行)]

「ソナチネ」(1993)★★★☆65点
英語題: Sonatine
監督・脚本・編集: 北野武
製作: 奥山和由
プロデューサー: 森昌行、鍋島壽夫、吉田多喜男
撮影: 柳島克己
照明: 高屋斉
録音: 堀内戦治
美術: 佐々木修
特殊メイク: 原口智生、織田尚
刺青: 霞淳二
衣裳: アレン・M・工藤、五島純一
音響効果: 帆苅幸雄、河瀬昌彦
音楽監督: 久石譲
出演:
 ビートたけし(村川、北島組幹部・村川組組長)
 国舞亜矢(幸)
 渡辺哲(上地、中松組幹部)
 勝村政信(良二、中松組組員)
 寺島進(ケン、村川組組員)
 大杉漣(片桐、村川組幹部)
 矢島健一(高橋、北島組幹部)
 南方英二(殺し屋)
 逗子とんぼ(北島、北島組組長)
 小池幸次(中松、中松組組長)
 松岡一カン(幸の恋人
 水森コウ太(金本、マージャン店店主)
 津田寛治(津田、喫茶店ウエイター)
 北村晃一(助っ人)
 十三豊(助っ人)
 深沢猛(助っ人)
 森下能幸(助っ人)
 永井洋一(助っ人)
 安藤裕(助っ人)
 神田瀧夢(強姦魔)
 伊藤季久男(シャブ中)
 関根大学(中松組組員)
 夏坂祐輝(村川組組員)
 長岡毅(村川組組員)
 鈴木隆二郎(村川組組員)
 水谷正勝(村川組組員)
 城春樹(北島組組員)
 鬼界浩巳(北島組組員)
 木下ほうか(北島組組員)
 勝光徳(北島組組員)
 戸田信太郎(北島組組員)
 岸博之(トイレの男)
 津田卓也(クラブのボーイ)
 木村栄(マージャン屋の男)
 藤浪晴康(マージャン屋の男)
 船場牡丹(スナックのママ)
 掛田誠(スナックの支配人)
 山崎勘太(スナックのボーイ)
受賞:
 タオルミナ国際映画祭 ■カリッディ金賞
 コニャック国際映画祭 ■批評家賞
製作・配給・ジャンル: バンダイビジュアル、松竹第一興行/松竹/ドラマ・任侠/93分

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北野武による監督第4作。
沖縄で繰り広げられている組抗争に
助っ人として送られたヤクザの姿を描く。

「その男、凶暴につき」の続編と位置づけられた本作は、
「凶暴な男、ここに眠る」というキャッチコピーが物語るように
主人公の虚無的な視線と、唐突に始まるバイオレンスを踏襲。

たけしが描こうとした冷然たる狂気は明確に見て取れるが
雰囲気や流れから意図が先走って見える感があり
一つ一つのドラマの積み重ねに負う部分は薄い。
この点が、観る者の好き嫌いの分かれ目ではないだろうか。

私個人は、好きなテーマ・世界観ではあるが
それを表現する映画としては面白味を感じない。

釣り人が登場した時点で、それが
殺し屋、あるいは敵方の組員であると察しがついてしまうのは
脚本・監督のたけしには問題でなかったのだろうか。
むしろ "解っても構わない、解らせたい" と考え
あえて、釣り人に偽装した殺し屋の姿を
一人カメラで追いかける意図なら、
ケンを撃ち殺すまでの追いかけ方が冗長的と言えよう。

やくざと言えば
出入りやドンパチといったバイオレンスをはじめ、
凄みを利かせ片意地の張った演技など
象徴的で、かつ紋切り型の描き方が多いが、
一般人と変わらぬやくざの姿を
ありふれた時間の流れの中に淡々と描いた本作は異色。
その構成・演出は評価していい。

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『その男、凶暴につき』 [邦画(サ行)]

「その男、凶暴につき」(1989)★★★☆65点
英語題: Violent Cop
監督: 北野武
脚本: 野沢尚
製作・原案: 奥山和由
プロデューサー: 鍋島壽夫、吉田多喜男、市川尚三
監修: 黒井和男
撮影: 佐々木原保志
特殊効果: 納富貴久男、唐沢裕一
美術: 望月正照
音楽: 久米大作
音楽プロデューサー: 佐々木麻美子
疑闘: 菊地竜志、津川誠
出演:
 ビートたけし(我妻諒介、刑事)
 白竜(清弘)
 川上麻衣子(灯、諒介の妹)
 佐野史郎(吉成、新署長)
 芦川誠(菊池、刑事)
 岸部一徳(仁藤)
 吉澤健(新開、仁藤の部下)
 趙方豪(精神科医)
 松岡一カン(ミツオ)
 勝部演之(樋口、新所長)
 浜田晃(荒木、刑事課長)
 上田耕一(石橋、刑事)
 石田太郎(友里、刑事)
 平泉成(岩城、刑事・防犯課係長)
 音無美紀子(岩城の妻)
 原吉実(田代、刑事)
 河合佑樹(本間、刑事)
 芹沢名人(刑事A)
 遠藤憲一(柄本、薬の売人)
 川上泳(橋爪、薬の売人)
 松本公成(酒井、薬の売人)
 小沢一義(植田、清弘の手下)
 寺島進(織田進、清弘の手下)
 佐久間哲(片平、清弘の手下)
 井田弘樹(塩田)
 速水渓(女秘書
 ただのあつ子(少年Aの母親)
 仁科ひろ子(アリサ)
 谷村好一(三宅)
 中村銀次(佐藤)
製作・配給・ジャンル: 松竹富士/松竹富士/ドラマサスペンス/103分

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ビートたけしが
"北野武" として監督デビューを果した記念碑的作品。

タイトルの "その男" とは
我妻を、あるいは清弘を含めた2人を指すように推測できるが、
我妻は、刑事として異端なまでに暴力的ではあっても、
残忍性は持ち合わせておらず、"凶暴" には当たらないと思う。

我妻が、仁藤との会話の中で
清弘を喩えて、"てめえの飼ってる人殺し" とは言い得て妙。

タイトルがタイトルだけに、粗暴なシーンは多いが
我妻が避けた清弘の銃弾が、そばにいた娘に命中するのは衝撃。

清弘を演じる白竜は、
そのがたいの大きさと、
一見して在日と分かる風貌が不気味な恐怖を煽る。
民族的に異分子を感じさせる存在という意味合いであり、
差別しているのではないので、誤解のないよう。
「オールド・ボーイ」のユ・ジテを思わせる。
(本作の方がずっと先ではあるが)

清弘の手下を演じる小沢と寺島は
素に近い演技をしているのだろうが、
若い二人のツルンとした面構えが、如何にもチンピラにふさわしい。

この映画がクローズアップされた大きな理由の一つとしては
我妻が暴力をふるう際の、虚無と評される冷めた視線だろう。
その点からも、特筆したいのは
我妻が麻薬の奴隷と化した妹を撃つ場面。
これは、変わり果てた妹を不憫に思う兄の思いやりがさせる所業で、
やはり残忍・凶暴とは言いがたい。
正義だけでなく、
愛情まで、銃や暴力でしか表現できない男の生き様を目にするとき
切なさを覚えるだけでなく、我妻がただ哀れに思えてくる。

新開と菊池が、仁藤と岩城の役どころを引き継ぎ
麻薬のネットワークが絶えることはない、という幕引きは
マフィア映画にもよくあるパターンで、目新しさはない。

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『新・座頭市物語』 [邦画(サ行)]

「新・座頭市物語」(1963)★★★☆☆60点
監督: 田中徳三
脚色: 犬塚稔、梅林貴久生
原作: 子母沢寛
企画: 久保寺生郎
撮影: 牧浦地志
美術: 太田誠一
音楽: 伊福部昭
録音: 大角正夫
照明: 古谷賢次
出演:
 勝新太郎("座頭市" 笠間の市太)
 河津清三郎(伴野弥十郎、市の師匠)
 坪内ミキ子(弥生、弥十郎の妹)
 真城千都世(おきぬ)
 須賀不二男(安彦の島吉、関宿の勘兵衛の弟)
 丹羽又三郎(奥村紀之介、水戸天狗党の残党)
 遠藤辰雄(三五三吉、旅籠 "油屋" 主人)
 近藤美恵子(お新、三吉の女房・弥十郎の愛人)
 中村豊(馬造)
 伊達三郎(安蔵)
 水原浩一(多七)
 南条新太郎(建部主馬)
 舟木洋一(為吉)
 武智豊子(お茂)
 杉山昌三九(山田靖之助)
 東良之助(真壁の浅右衛門)
 尾上栄五郎(与四郎)
 高倉一郎(神田欽吾、弥十郎の弟子)
 南部彰三(神田陣八郎、欽吾の父)
 玉置一恵(寺尾元彦)
 春日清(森屋市左衛門)
 浜田雄史(辰助)
 沖時男(猪之助)
 藤川準(旅篭の亭主)
 福井隆次(笹之助)
 志賀明(丑松)
 小中島亮(天狗党)
 西岡弘善(真壁の三下)
 木村玄(宇吉)
 森田健二(天狗党)
製作・配給・ジャンル: 大映/大映/時代劇/91分

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旧友や師匠との出会い、故郷来訪など、
座頭市の過去にまつわるエピソードを描いたシリーズ第3作。

これまで同様、本作も
追われる市、因縁の敵役との対決、恋い慕う者との悲恋
という3構造から組み立てられている。

おたねに求婚されても、
"不具のやくざの女房にしては不憫だ" と断ってきた市が
師匠の妹とはいえ、弥生からの申し出は結構素直に受け入れる。
本来、女との情のやりとりを避けるはずの市の心変わりは
何ともしっくりこない。

弥生の願いに堅気になる誓いをし
安彦の島吉に土下座をして命乞いをする市。
剣を交える代わりに、市の右腕を賭けた丁半博打に出る二人。
"三六の半" の目を "四六の丁" に変え、
勝ちを譲って去っていく島吉は、兄の勘兵衛とは大違い。
男気あふれる粋なやくざだ。

市に剣を指南した弥十郎。
プライドばかり高いのは、如何にも武士らしいが
市を泥棒猫呼ばわりする狭量ぶり。
その実、自分は愛人を持ち、それを非難されれば逆切れして斬殺。
挙句、強請りに加担し金のために善人まで斬るという悪党ぶりには
剣の達人や師匠の威厳は微塵もなく
嫌悪の念を抱かずにいられない。
と同時に、
久しい浪人生活が、心まで貧しくしてしまう悲哀も感じる。

前2作とは違い、本作はカラー作品。
モノクロの方が、座頭市の無頼なイメージに合っている気がした。

惜しむらくは
心ならずも師匠と斬りあう無念さを描く上で
妹・弥生への恋慕しか下敷きとなっておらず、
師匠の非道に対する直接的な憤りが捨象されていること。
これがあったなら、市の無念は
弥生への想いと相俟って、もっと観客の胸に突き刺さるのだが。

師匠を斬り倒し
"お嬢さん、市はやっぱりこんな男でして" と言い残して
弥生の元を去るラスト。
枯野に消えていく市の背中に、侘しくも言い知れぬ哀愁を覚えた。
3作に共通して、ラストがとても味わい深い。

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『続・座頭市物語』 [邦画(サ行)]

「続・座頭市物語」(1962)★★★☆☆60点
監督: 森一生
脚色: 犬塚稔
原作: 子母沢寛
企画: 久保寺生郎
撮影: 本多省三
美術: 太田誠一
音楽: 斎藤一郎
録音: 林土太郎
照明: 伊藤貞一
編集: 谷口孝司
出演:
 勝新太郎(座頭市)
 水谷良重(お節、飯盛女)
 若山富三郎(渚の与四郎、市の兄)
 中村豊(鏡の三蔵、与四郎の連れ)
 万里昌代(おたね)
 山路義人(弥平、おたねの父親)
 沢村宗之助(関宿の勘兵衛)
 柳永二郎(飯岡助五郎)
 春本富士夫(黒田越前守)
 杉山昌三九(民五郎)
 嵐三右衛門(吉田甲斐)
 水原浩一(勘造)
 伊達三郎(森助)
 南条新太郎(白石左門)
 南部彰三(柏屋五右衛門)
 井上明子(お芳)
 若杉曜子(お清)
 高倉一郎(稲造)
 浅尾奥山(金兵衛)
 玉置一恵(宇野助)
 浜田雄史(安七)
 春日清(田代)
 横山文彦(惣兵衛)
 福井隆次(大八)
 若原進(粂助)
 志賀明(米八)
 沖時男(八州役人)
 大杉潤(百姓)
 大林一夫(梅吉)
 愛原光一(藤六)
製作・配給・ジャンル: 大映/大映/任侠・時代劇/72分

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第1作のヒットにより、
その後日談の形で製作された、まさしく続編。
前作で平手を弔った浄勝寺へと向かう市の道中記を描く。
監督は「不知火検校」を撮った森一生。

川渡しにおける、旅やくざたちとのいざこざをかわした市は
逗留中の黒田家殿様の療治に呼ばれる。
殿が発狂していたがために、
家中の侍たちによって口封じに命を狙われる市。
殺害に失敗した黒田家は、関の勘兵衛に市の始末を依頼する。

勝の実兄・若山富三郎が市の兄を演じ
兄弟共演が実現している。

池を目の前に、
自分が心ならずも斬った友を想い、過去を回想する市。
その姿に、優しく素直な人柄が知れる。

関の勘兵衛一家に追われる市。
兇状持ちと知れ、官吏連と助五郎一家に追われる与四郎。
追う者たちに、憎しみや執拗さといったものが足りない。
立ち回りが盛り上がらない一因である。

市の男っぷりには、前作同様の魅せられるが
兄との確執については描き方が浅く、
オーラスで迎える
片腕 vs 盲目という不具な者同士の対決や
兄を看取る場面が、チンケな印象を与える。

ラストでも川へと退路を求める展開は
冒頭のいざこざと同じパターンで、詰まらんの一言。

自分の嫁入りを祝福する市の言葉を陰で聞きながら、
市への未練から、揺れ動くおたね。
現代なら、婚姻を取りやめて市の元へ走るのが筋だろうが、
想いを忍んで去っていくおたねに
今は昔となった美しき滅私の精神を見る。
これを美徳と言うか否かは意見が分かれるだろうが、
古き日本では、世論の一致するところだったのではないだろうか。

"てめえも死ね" を連呼し
助五郎に一太刀浴びせてカットアウトするラストは、
余念を残さず、潔い市の性分を映すようでしびれる。

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『座頭市物語』 [邦画(サ行)]

「座頭市物語」(1962)★★★☆65点
監督: 三隅研次
脚色: 犬塚稔
原作: 子母沢寛
企画: 久保寺生郎
撮影: 牧浦地志
美術: 内藤昭
音楽: 伊福部昭
録音: 大谷巖
照明: 加藤博也
出演:
 勝新太郎(座頭市)
 天知茂(平手造酒)
 万里昌代(おたね)
 柳永二郎(飯岡助五郎)
 島田竜三(笹川繁造)
 毛利郁子(お豊、繁造女房)
 三田村元(松岸の半次)
 真城千都世(お芳、半次女房)
 山路義人(弥平、蓼吉の父親)
 中村豊(猪助、飯岡乾分)
 南道郎(蓼吉、飯岡乾分・おたねの兄)
 千葉敏郎(政吉、飯岡乾分)
 守田学(清助、飯岡乾分)
 浜田雄史(安七、飯岡乾分)
 西岡弘善(為造、飯岡乾分)
 細谷新吾(音七、飯岡乾分)
 馬場勝義(羽子造、飯岡乾分)
 結城要(磯次、飯岡乾分)
 舟木洋一(与五郎、笹川乾分)
 市川謹也(茂吉、笹川乾分)
 尾上栄五郎(利兵衛、笹川乾分)
 堀北幸夫(金治、笹川乾分)
 福井隆次(大八、笹川乾分)
 千石泰三(伊七、笹川乾分)
 谷口昇(友蔵、笹川乾分)
 小林加奈枝(お兼、笹川飯炊)
 菊野昌代士(車の人足)
 越川一(百姓男)
 志賀明(壺振り)
 愛原光一(後押し)
 木村玄(正六、客)
 長岡三郎(瑞念、西光寺住職)
 淡波圭子(お咲)
製作・配給・ジャンル: 大映/大映/任侠・時代劇/96分

座頭市物語 [DVD]







勝新太郎が盲目のやくざを演じ
全26作品が製作された「座頭市」シリーズの第1作。
原作は子母沢寛の短編『座頭市物語』。

大映入社以来、2枚目ばかりを演じるも一向に芽の出なかった勝が
「悪名」「不知火検校」でダークヒーローを演じて新境地を開拓。

居合抜きの腕前を見込まれ、
笹川親分の元に食客として草鞋を脱ぐ。

冒頭、笹川宅に通される市が
目の見えないはずの市が、スッと戸口の端に手をかける。
盲人の演技の、いきなりの綻び。
目の見えないことが売りのキャラクターだけに少々ガッカリ。

釣りが縁で、市と知り合い心を通じ合う浪人・平手に天知茂。
若き天知は、どことなく佐々木蔵之介に似ている。
後年の天知と言えば、
「非常のライセンス」「明智小五郎シリーズ」の
現代物の苦みばしった渋さが印象的だが、
この当時はまだ細面で
深い眉間のしわと鋭い目つきは姿を見せていない。
渋み無くとも、労咳を患う厭世的な浪人を好演。
敵味方である市・平手の友情が、この物語の主軸である。

孕ませたお咲の溺死、
妹・おたねとその夫たる兄貴分のいざこざ
といった、傍流である蓼吉をめぐるエピソードが
曖昧に終わらず、もう少しドラマチックであれば…

市の男っぷりに惚れたおたね。
ラストシーン
街道で待つおたねを顔を合わさぬ為に山を越える市に、
筋の通った男を見る。

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『ジョゼと虎と魚たち』 [邦画(サ行)]

「ジョゼと虎と魚たち」(2003)★★★☆70点
監督: 犬童一心
プロデューサー: 久保田修、小川真司
共同プロデューサー: 井上文雄
原作: 田辺聖子
脚本: 渡辺あや
撮影: 蔦井孝洋
美術: 斎藤岩男
音楽: くるり
音楽プロデューサー: 高橋太郎、安井輝
照明: 疋田ヨシタケ
録音: 志満順一
出演:
 妻夫木聡(恒夫)
 池脇千鶴("ジョゼ" くみ子)
 新井浩文(幸治)
 上野樹里(香苗)
 江口徳子(ノリコ)
 新屋英子(ジョゼの祖母)
 藤沢大悟(隆司)
 陰山泰(雀荘マスター
 真理アンヌ(雀荘の女性客)
 SABU(雀荘の男性客)
 大倉孝二(雀荘の男性客)
 荒川良々(本屋の店員)
 中村靖日(雀荘の男性客)
 西田シャトナー(雀荘の男性客)
 山本浩之(雀荘の男性客)
 板尾創路(現場主任)
 森下能幸(近所の中年男性)
 佐藤佐吉(先輩社員)
受賞:
 第2回ロシア・ウラジオストック映画
  ■最優秀主演男優賞
製作・配給・ジャンル: ジョゼと虎と魚たち・フィルムパートナーズ/アスミック・エース エンタテインメント/ロマンス・ドラマ/116分
 
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雀荘でバイトする大学生と
脚の不自由な少女とのロマンスを描いた作品。

大阪の下町が舞台のようだが
主役の妻夫木が標準語で話すから
生活感のある地域色は出ていない。
池脇や板尾のしゃべり口がとても自然に感じられる一方で
やはり、大倉孝二のような東京もんの大阪弁はいただけない。

押入れを寝室代わりに
祖母がゴミ捨て場から拾ってきた書物を読みあさるジョゼ。
祖母に守られながらも
強く生きてきた彼女の独特なキャラクターは
恒夫ならずとも惹かれるものがある。
立派に魅力ある人物に作り上げた池脇を
高く評価したい。

写真を撮ってくれるサーファーが
"ハイ、チーズ" 代わりに言う、
"鳩が出るよ" って何が面白いんだ?
写真に収まる、不細工な恒夫とムスッとしたジョゼがいい。

ラブホテルで、
"自分は深い深い海の底にいた" と語るジョゼ。
"寂しかったろう" と思いやる恒夫に対して
"別に寂しくはない、初めから何もないから"
とジョゼは答える。
"そこから、今恒夫と一緒にいる場所まで泳いできた" と。
さらに
"あんたに捨てられコロコロと坂を転げ落ちたとしても
それもよしだ" とも。
幸せな中にありながらも
達観した人生観の揺るがぬ彼女に、芯の強さを感じる。

結局、最後に逃げてしまう恒夫。
障害者の女性を愛するとは
一体どういうことなんだろう?という
映画の冒頭から頭を離れなかった問い。
健常者同士の恋愛・結婚でさえ
お互いを支えきれなくなって終末を迎えるのに
障害者の物理的負担を抱えて愛を貫くには
相当な覚悟と忍耐が必要だ。
物理的な負担も
いずれ、精神的な負担に姿を変えるのだから。
映画も終盤を迎えて、改めて考えてしまった。

逃げておきながら、
ジョゼを想い、思わず泣き崩れる恒夫。
彼の胸にこみ上げる切なさには
罪悪感、郷愁、憐憫、自身に対する義憤など
複雑な思いが詰まっている。
そんな恒夫の痛みに共感しながらも
人間はいずれ、そんなことさえ忘れてしまうのだ、
と冷めた見方もしてしまった。
妻夫木も好演だとは思うが、
これまで何を演じても同じという側面を考えれば
数々の賞を受賞するほどの名演には程遠い。

何年かぶりで、2度目の鑑賞。
最初に観た時ほど
瑞々しさは感じられなかったのは致し方ないこと。
それでも
心をやんわりかき乱される心地よさは変わらなかった。

暗いイメージが先行して嫌いだった池脇千鶴を
なかなかステキな女優として見直した作品である。
逆に、
恒夫の恋人役・上野樹里の下手さ加減が浮き立つ。
内向的で魅力のない女子大生という役どころから言えば
彼女にピッタリで、
キャスティングした製作サイドのファインプレーだ。

ジョゼの椅子からがさつにドタッと下りるショットで終幕。
同じシークエンスを
作品前半で何度か登場させ、
さらには、恒夫にも突っ込みを入れさせていたのは
こういう具合に象徴的なラストにしたかったからか、
と合点する。
良作だけに、
月並みな作意が最後に味噌をつけた形でガッカリ。

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『秋刀魚の味』 [邦画(サ行)]

「秋刀魚の味」(1962)★★★★☆80点
監督・脚本: 小津安二郎
製作: 山内静夫
脚本: 野田高梧
撮影: 厚田雄春
美術: 浜田辰雄
照明: 石渡健蔵
音楽: 斎藤高順
録音: 妹尾芳三郎
出演:
 笠智衆(平山周平)
 岩下志麻(平山路子、周平の娘)
 佐田啓二(平山幸一、路子の兄)
 三上真一郎(平山和夫、路子の弟)
 岡田茉莉子(平山秋子、幸一の妻)
 中村伸郎(河合秀三)
 三宅邦子(河合のぶ子、秀三の妻)
 北龍二(堀江晋)
 環三千世(堀江タマ子、晋の後妻)
 東野英治郎(佐久間清太郎、平山の恩師)
 杉村春子(佐久間伴子、清太郎の娘)
 吉田輝雄(三浦豊、幸一の会社の同僚)
 加東大介(坂本芳太郎、自動車修理店主)
 岸田今日子(バー "かおる" のマダム)
 高橋とよ("若松" の女将)
 菅原通済(菅井、 平山の同級生)
 織田政雄(渡辺、 平山の同級生)
 緒方安雄(緒方 、 平山の同級生)
 浅茅しのぶ(佐々木洋子)
 牧紀子(田口房子)
 須賀不二男(酔客A)
製作・配給・ジャンル: 松竹/松竹/ドラマ/113分

秋刀魚の味 [DVD]








ヒョウタンとあだ名されていた恩師を
40年ぶりのクラス会に招くも
師はいまやラーメン屋に落ちぶれている。
おまけに
父の世話をして行かず後家となった娘は
不器量で愛想の一つも言えない。
酔いつぶれた父の姿に涙を流す娘。
名優・杉村春子の持ち味が活きるシーンだ。

平山は、そのラーメン屋で海軍時代の部下と再会。
繰り出した先のバーで、敗戦を語り戦時を懐かしむ2人の姿も
そこはかとない侘しさを感じざるを得ない。

師であった者が教え子に、
かつての上官が元部下に、
敬語を使って応対する光景はこの上なく優しく清々しい。
古き日本人がみな心得ていた礼節と思いやりがあふれている。

笠が口にする "シャボン" という言葉。
語源は、ポルトガル語ともスペイン語とも言われるが
今はすっかり死語になってしまった。
その言葉の響きは懐かしく、また、とても美しい。

野球に囲碁。
庶民の日常に溶け込み、ごく普通に身の回りにあった娯楽も
サッカーに押されゲームに飲み込まれて
今や時代遅れの存在となりつつある。
(近頃、"囲碁ガール" なる種族が増殖しているらしいが)

平山の長男の嫁を演じる岡田茉莉子。
彼女の棒読みと言っていい台詞回しには参る。
訛りににも似た棒読みを、逆に
穏やかな人柄を後押しする、味とした笠智衆とは対照的である。

岩下志麻に岸田今日子。
現在、あるいは晩年ではキャラが濃いというイメージの強い女優
本作の頃の若き日々には、さっぱりとした明るさが前面に出ている。

岸田がマダムを務めるバーが、TORYS BARというのも懐かしい。
勿論、TORYS世代ではないものの、名称だけは知っていて
ただそれだけで、善良なる昔に対する郷愁を覚える。

同監督作品の「晩春」と違い
主人公には、同級生や娘の兄弟といった仲間がいることが
却って、娘を嫁に出した父の寂しさを深くしている。

"一人ぼっちか" とつぶやいて軍歌を歌う平山。
台所に佇む平山のラストショット
横を向いた寄りめのカットと
フレームの奥、廊下越しに一人水を飲む姿がたまらなく切ない。
秋刀魚の、喉元に染み入るような苦味が
切なくも優しい時間を紡ぎ出す。

 
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『出張』 [邦画(サ行)]

出張」(1989)★★☆☆50点
監督・脚本: 沖島勲
製作: 神原寛
プロデューサー: 平野克己、尾形充洸、清水一夫
企画: ユートピア研究会
撮影: 大津幸四郎
照明: 岩崎豊
録音: 菊地進平、井上秀司
美術: 大石章二
音楽: 山崎宏
出演:
 石橋蓮司(熊井功)
 松尾嘉代(熊井玲子、功の妻)
 原田芳雄(ゲリラ隊長)
 志賀圭二郎(ゲリラ副隊長)
 鈴木幸嗣(ゲリラ隊員1)
 吉澤健(ゲリラ隊員2)
 松川信(ゲリラ隊員3)
 平窪雅(ゲリラ隊員4)
 外波山文明(ゲリラ隊員5)
 かしば武司(見張り隊員)
 野呂瀬初美(女性隊員)
 常田富士男(タバコ売りの百姓)
 亜湖(飲み屋の女)
 松井千佳(飲み屋の女)
 江藤漢(温泉旅館の番頭)
 竜のり子(女性乗客)
 杉浦正幸(車掌)
 佐藤慶(部長の声)
製作・配給・ジャンル: アーバン21/東映/ドラマ・コメディ/91分

出張 [DVD]








知らず知らずのうちに誘拐の身となる
サラリーマンの悲哀を描いた作品。

ゲリラ、フリーセックスといった要素から、時代が忍ばれる。

社会のシステムに飲み込まれている熊井が
民衆の解放を訴えるゲリラ相手に、
性の解放を説いたり
生涯を会社に捧げるサラリーマンの辛い胸の内を語ったり
と、立場と実態の逆転が面白い。

身代金の交渉では
夫の命より金を心配する妻や会社の本音を知る。
挙句、解放される際には
交渉に当たったゲリラに、
妻が保険金殺人を企んでいる可能性を示唆される始末。

解放され、家の前までたどりつく熊井。
そこへ帰宅する妻は
「あなた。結構早かったのね」
と、まるで普段と変わらぬ会社帰りの夫にかけるような言葉。

帰宅した熊井は、妻から
誘拐された責任を追及され、
会社が肩代わりしてくれた身代金の返済について非難される。
そこには
自分の身を案じたり、無事を喜ぶ姿は微塵もない。

そんな妻の態度も手伝って
タバコの吸殻が山盛りになった灰皿を見ては
ゲリラとの交渉に当たった上司との仲を疑う熊井。

その翌日、会社で謝罪と感謝を言って回る熊井の様子が
早回しで展開されるのは、
無味乾燥として型にはまったサラリーマン社会を
効果的に描き出している。

無事の帰還もそこそこに、再び出張に出された熊井が、
車窓からゲリラたちに送る、喉が張り裂けんばかりのエールは
彼自身も含めて彼を取り巻くすべてに向けた魂の叫びだ。

ただ、製作当時をすでに近くない過去と捉える我々にとって
主題とするサラリーマンの悲哀など
痛烈な風刺ではなく、陳腐な歴史の一知識にすぎない。

石橋蓮司は、熊井をもっと地味でストレートに演じた方が
会社の、社会の歯車にすぎない憂いを醸し出せたように思う。
その意味で、
コミカルを狙わんとついついやってしまう、彼の演技が気になった。

動く小道具にすぎないゲリラ隊長役は、わざわざ
原田芳雄というビッグネームに振る必要はなかったろう。

 
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『社長紳士録』 [邦画(サ行)]

「社長紳士録」(1964)★★★☆☆60点
監督: 松林宗恵
製作: 藤本真澄
脚本: 笠原良三
撮影: 西垣六郎
美術: 阿久根厳
録音: 矢ノ口文雄
照明: 西川鶴三
整音: 下永尚
音楽: 山本直純
編集: 岩下広一
出演:
 森繁久彌(小泉礼太郎、大正製袋新社長)
 久慈あさみ(小泉貞子、礼太郎の妻)
 岡田可愛(小泉洋子、礼太郎の娘)
 山本忠司(小泉昭一、礼太郎の息子)
 杉山直(小泉和男、礼太郎の息子)
 小林桂樹(原田勉、秘書課長)
 加東大介(富岡、営業部長)
 三木のり平(猿丸、総務部長)
 司葉子(小沢房代、原田の婚約者)
 左卜全(黒田)
 フランキー堺(日田山隼人、日本澱粉社長)
 草笛光子(京子、"パピヨン" マダム)
 池内淳子(はま勇、芸者)
 中島そのみ(ホステス)
 河津清三郎(中西、赤羽製袋社長)
 ハナ肇("パピヨン" マネージャー)
 塩沢とき
製作・配給・ジャンル: 東宝/東宝/コメディ/95分

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ライバル会社を向こうに回してのドタバタ&森繁社長の色恋騒動。
"社長" シリーズの常套として
本作品もこの2つを軸にストーリーは展開する。

妻・久慈あさみとの夫婦交渉、腰を痛める一件、
うなぎにハブの精力剤などなど
下ネタ絡みの笑いが満載。

どの作品を見ても思うことだが
真剣に下ネタを語る三木のり平は天下一品だ。
"徹子の部屋" などトーク番組では
少々傍若無人で上から目線で物を言う同氏だったが
そういう一面を微塵も感じさせない演技は秀逸と言うほかない。

主たる俳優陣がみな故人となってしまったこのシリーズ。
(草笛光子が唯一健在)
時代が変わり、生活・習慣は変われども、
今なお楽しく笑って観られる東宝娯楽映画は素晴らしい。

森繁が一瞬披露する英語
時代を考えるに、日本人訛りが薄くて大したものである。

中国人に日系アメリカ人など
一癖も二癖もある役どころに扮するフランキー堺。
今回はホモっ気たっぷりの九州男児。
迫られる相手が、女好きの三木というのがまた可笑しい。

はま勇を連れ戻そうと
ホテルの部屋の扉をそっと開ける森繁。
新婚の原田夫妻に言い訳をする姿には思わず破顔一笑。

結末がやや唐突で、拍子抜け。

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